Shell V-Powerとは?
Shell V-Powerは旧昭和シェル石油が供給していたハイオクガソリンのブランドのことです。

ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの違いは簡単に言うとオクタン価の違いです。
オクタン価が高いほど異常燃焼がおきにくく、96以上のものがハイオクガソリン、89以上のものがレギュラーガソリンと日本工業規格(JIS)で決められています。
高性能車やスポーツカーは本来の性能が発揮できるようにハイオクガソリンを給油するように指定されています。
ハイオクガソリン指定の車にレギュラーガソリンを入れても走れますが、本来の性能が発揮できなくなります。
燃料切れになるなど緊急事態以外はハイオクガソリンを入れましょう。
ハイオクガソリンに効果はあるのか?
ハイオクガソリンを入れるとレギュラーガソリンより一般的にアクセルレスポンスがよくなるといった傾向にあり、体感的に走りがよくなります。

わんちょが昔乗っていた軽自動車にハイオクガソリンをいれるとアクセルレスポンスがよくなり性能がアップしたように感じました。
ハイオクガソリン指定の車にレギュラーガソリンを入れて比較したことはありませんが、本来の性能が低下するのでやめたほうがよいでしょう。
Shell V-Powerはいつまで販売?今度はどうなる!
昭和シェル石油は出光興産と経営統合してブランドを1つにまとめる動きがあります。
お店のブランドも各々のブランドからapollostation(アポロステーション)に移行することが発表されています。

これに伴い、ハイオクガソリンもひとつになる予定です。
シェルからアポロステーションにブランド移行したガソリンスタンドから順次ハイオクガソリンがShell V-Powerからアポロステーションのハイオクガソリンになります。
現時点でシェルのガソリンスタンドにはShell V-Powerが納品されているのでアポロステーションに移行するまでは大丈夫です。
出光からは2023年にはすべてアポロステーションに切り替える予定と発表されています。
残念ですが、効率化でShell V-Powerは供給停止になる運命のようです。
全国に約6400か所あるSSのデザイン切り替えスケジュールでは、出光系と昭和シェル系で差が出ないよう、同じ時間軸の中で切り替えていく方針であると語り、2021年4月からスタートして、年間2000か所をめどに工事を進め、2023年にはすべての系列SSをアポロステーションに切り替える予定としている。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1291027.html
代替(代わり)があるか紹介!
実は2020年6月に業界を震撼させるニュースが飛び交いました。
各社独自配合で洗浄効果が高いと競い合っていたハイオクガソリンが、実は物流コスト削減を目的に混合出荷されていたのです。
ハイオクガソリン、実は混合「独自開発」のはずが…20年前から各地で
石油元売り5社がオリジナルブランドで販売し、業界団体も「各社が独自技術で開発した」と説明していたハイオクガソリンが、スタンドに出荷する前段階で他社製と混合されていることが毎日新聞の取材で判明した。物流コスト削減を目的に貯蔵タンクを他社と共同利用するようになったためだが、各社は公表していない。複数の関係者は「混合出荷」は約20年前から各地で行われていると証言する。高級ガソリンのハイオクは各社の独自製品と認識して購入する消費者も多く、情報開示のあり方が問われそうだ。
https://mainichi.jp/articles/20200627/k00/00m/040/124000c
つまりどこのガソリンスタンドで給油しても商品は一緒ということだったのです。

当時は格安スタンドよりちょっと贅沢して普通のスタンドでハイオクガソリンを給油していたのが騙された気分になりました。
しかし、Shell V-Powerだけは独自配合で他社と混合出荷していないことが判りました。


ニュースになる前に近所のシェルのスタンドでたまに給油していましたが、明らかに他社のハイオクガソリンと違って体感的にアクセルレスポンスが改善しました。
SHELL V-POWERに関するよくあるお問い合わせ【シェル公式サイトより】
Shell V-Powerの特徴は?
Shell V-Powerはシェルの60年以上に及ぶフェラーリとのテクニカルパートナーシップの下、F1レースで磨かれた技術や知見を応用した商品です。独自のクリーン&プロテクト・テクノロジーTMにより、エンジン内部における汚れ(付着物)を洗浄し、吸気バルブなどの重要なエンジンパーツを汚れや錆から保護する清浄剤が使用されていることが特徴です。Shell V-Powerを継続使用することで、汚れの堆積を防ぎ、エンジン本来の性能を発揮させ、車を長持ちさせることができます。
他のハイオクガソリンとの違いは?
Shell V-Powerは独自の清浄剤により、エンジン内を洗浄し保護する機能がきわめて優れています。また品質をしっかりとコントロールし、タンクローリーで特別配送しています。
https://www.shell.co.jp/ja_jp/motorists/what-is-shell-v-power/faq.html
公式サイトのよくあるお問い合わせの回答から見ても、Shell V-Powerは独自の清浄剤が使用されていることが特徴なのが判りました。
また、他社のガソリンは混合出荷していますので、残念ながら代替になるものはありませんでした。
近所にあるシェルのガソリンスタンドに今後の供給について聞いてみたところ、Shell V-Powerの供給は日本ではなくなってしまいますが、お隣の国では引き続き供給されるそうです。
代替はありませんので、本当にこだわりのある方は車を船に乗せて海外で給油してもらうしかないようです。
まとめ
ここまでShell V-Powerはいつまで販売するのか?代替(代わり)があるか?についてお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
気持ちよく走れるガソリンが日本に供給されなくなってしまう残念な事になってしまいました。
海外にまで給油にいけないので、アポロステーションに切り替わるまでShell V-Powerの走りを楽しみたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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